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金沢大学 AIホスピタル・マクロシグナルダイナミクス研究開発センター 金沢大学 トピックス アクセス お問合せ English--> ホームHOME センター長挨拶GREETING センター概要OUTLINE センターの活動ACTIVITIES メンバー紹介MEMBER 研究紹介RESEARCH 業績ACHIEVEMENTS インタビューINTERVIEW リンク集LINK トピックス アクセス お問合せ English--> 金沢大学 トピックスTOPICS 2023.06.14 第25回 ai@ku定例セミナーを実施しました 2023年6月14日、第25回 ai@ku定例セミナーが開催されました。 演 題：腎疾患における腸管環境の意義 演 者：岩田 恭宜 先生 　　　金沢大学 附属病院感染制御部 特任教授 　近年、腸内細菌叢とその代謝産物が、生体の恒常性維持に関連し、細菌叢の破綻が種々疾患の発症・進展に関与していることが明らかとなっています。我々は、腎臓病において、その腸内細菌とその代謝産物に着目して、その意義を検討してきました。腸内細菌の代謝産物のうち、L-アミノ酸のキラル体であるD-アミノ酸は、これまでの分析技術では分離・同定が困難でありました。近年の革新的解析技術により、L-およびD-アミノ酸を、高精度かつ網羅的に定量評価することが可能となりました。この結果、L 体およびD 体は、体内動態、生体への機能を異にすることが明らかとなってきました。この技術を用い、我々は、腎臓病の病態に、D-アミノ酸が深く関与していることをみいだしました。 　また、疾患の発症に伴い、腸管上皮細胞が脆弱化することで、腸内細菌⾃体が、体内循環していることが明らかとなっています。糖尿病に合併する腎臓病モデルでは、腸管上皮の脆弱化とともに、循環血液中、腎局所においても、腸内細菌遺伝子および菌体が同定されました。腸内細菌が体内移入することで、糖尿病性腎臓病への病態にも深く関与していることも明らかとなりました。 　本セミナーでは腎臓病における腸内細菌叢およびその代謝産物など、腸管環境の意義を議論させていただきます。 TOPICS一覧 --> ホーム トピックス アクセス お問合せ センター長挨拶 センター概要 センターの活動 メンバー紹介 研究紹介 業績 インタビュー リンク集 Google Analyticsの利用について 金沢大学 医薬保健研究域 〒920-8640 石川県金沢市宝町13-1宝町キャンパス医学類D棟6階 TEL:076-265-2103 Copyright © Kanazawa University. All Rights Reserved.